キャンプ用品について
炊事
キャンピングストーブ
- 最初にアフリカに行った際、コールマンのピークワンを使った。これれが最悪だった。
確かにうまく動作しているときは問題ないし、火力、火力調整、静粛性など本当に素晴らしい。でもすぐにジェネレーターが詰まり、正常に点火しなくなってしまう。
一体何度ジェネレーターを分解して、ピアノ線をむなしく出し入れし、祈るように再点火しただろう。結局11ヶ月で3本のジェネレーターを消費した。でもそれでもよくだましだまし使ったものだと思う。
- ジンバブエで井上さんに会ったとき、オプティマス123Rを紹介してもらった。
この古いスタイルの真鍮製ストーブはポンプがついて無く、自己加圧型と言われてる。そしてとっても小さい。
そして世界中のガソリンで安心して使用できるという実績がある。
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帰国後私もオプティマス123R派となり、長らく使用している。実際、自己加圧型といっても火力は非常に強い。そしてなによりポンピングの手間が必要ないのでとても楽だ。
- 欠点は3点
- タンク容量が少ない。0.12リットルなので毎日、場合によっては一日何度も燃料をたさないとならない。これは面倒だ。イーグルという容量の大きなモデルもある。もしかしたら買うかも知れない
- うるさい。
- 不安定。ストーブ自体が小さくて、五徳が3点で短いので大きな鍋だとかなり不安定になる。これは極限まで切りつめる登山用なのだ。
- 下記の木の板を使うという条件が満たされれば五徳は付属の物でそこそこ使えることがわかった。(2001.10)
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途中でタンクのパッキンが傷んで交換した。以前から長く使っていたから仕方ない。なお、後述のプレヒート方法を取ることにもパッキンが傷む原因があるらしい。でもどちらにせよ傷むものだろう。(2001.12)
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プレヒート(2001.12補足)
プレヒートは以前からスポイトでガソリンを直接本体にかけ、火を付ける方法を取っている。メタなどは面倒だし、これで十分だ。
ただ初めて見る人には結構びっくりされる。強引だと言われたこともあるが、これはこれで結構良いやり方だ。
なお、もっと強引なやり方としてはスポイトを使わず直接ボトルからガソリンをぶっかける方法もあるが、こちらは無駄が多くて少し危険。(2001.12)
- 炎が不安定
最近徐々に炎が不安定になり、なかなか青い炎にならなくなってきた。はじめ海外のガソリンの品質による問題かと思っていたが、どうやらそればっかりでもないようだ。
原因を考え続けようやくわかった結論はヘッドの部分、ニードルの穴が次第に大きくなってきてしまっていること。つまりしばらく使用してニードルに煤がつまると調子が良くなる。なので今度穴を少し潰して狭くしてみようと思う。
それからチューリップの部分は次第に焼けてねじがばかになってしまった。こんな所も消耗品だったらしい。無理矢理潰して使用継続中。(2002.11)
- コッヘル
もう10年くらい使っている。アルミの底が減ってきて穴が空きそうだ。
こんなにアルミを食べてしまった。将来はアルツハイマーか?
ここまで使うと壊れるまで使いたいくなるので、今回も使います。
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なべ小。取っ手が熱くなりやすいのが欠点。
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なべ中。愛用品、底が薄くなってしまっている。
取っての部分の鳩目のか締めが緩くなってきてしまっている。たまに少し中の汁がしみ出る。まだ何とか許容範囲。使い倒す予定。(2001.12)
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なべ大。
これは普通のホームセンターで買ったもの。最初に買ったアフリカ製のものは取っ手が鉄製だったが、折れてしまった。かさばるが、このようなプラスチック製の方が便利。
ちなみに鍋蓋のつまみは小さいものに付け替えてある。
- 台
前述の通りオプティマス123Rはあまりにも不安定なので台を作ってみた。
木の板をノミで根気よく削り、オプティマスのタンクがちょうど引っかかるようにしてある。以前ベニア板で作ったときは冬に使ったせいもあり、あっという間にベニアがはがれて使えなくなってしまった。なので、今回は一枚板で挑戦した。
使用状態はこんな感じ。欠点は木で燃えやすいのでプレヒートしてからはめ込まないとならないこと。
それからちょっとかさばるし重い。
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プレヒートもこの板の上で出来るので便利。多少危険だが、この板を使うとテント内でもプレヒートが出来る。煙が大量に出るので入り口全開が必須だが雨の日などは良い。
プレヒートのコツは気化器を集中的に暖めること。タンクが暖まっても火力の安定にはつながらない。
- 現在は使用頻度が低いので使っていない。(2002.11)
- 他
ナルゲンボトル
一見何の変哲もないものだが、しょうゆ、油などでも漏れず、確実に締まる。食は大切にしたいので色々持っていく予定。
ナルゲンボトルはとてもいいけど少しものものしい。最近は小容量のペットボトルがあるので良い。ちなみにボトルのキャップだけはナルゲンボトルの物を使うと良い。規格が同じなので流用できる。(2001.12)
下記のリストは持っていく予定の調味料など。
- 塩 海の塩だと抜群にうまい。
- 胡椒 だしもでる。
- サラダオイル 炒め物で必須
意外と量を消費するし無くなると結構不便。250mlペットボトルで保存中。350mlでも良いかも知れない。(2001.12)
- ごま油 炒め物の最後の香り付けとして最高
- 砂糖 紅茶は甘くして飲みたい。それから料理でも結構使う。
- しょうゆ 丸大豆しょうゆだと最高。
- 片栗粉 とろみ付けすると何かと食べやすい。
- 小麦粉 カレーを作るときに必要。日本ではあまり使わないかも。
(持参していない(2001.10))
- 鶏ガラスープのもと 中華味の基本。
- 豆板醤 中華で必須。瓶が重いのでナルゲンボトルに入れ替えて持ち運ぶ。
- 酒 肉料理には欠かせない。調理用。でも当然直接飲んでも良い。蒸留酒の方が少量で効くので蒸留酒が良い。
料理用としては日本酒がいいが、実際はウイスキーやブランデーとなっている。ブランデーはチャイに入れるとうまい。(2001.10))
- みそ すべての基本ですね。だし入りが楽。(2001.10)
- にぼしっこ だしとして使用。化学調味料は使いたくないから。(2001.10)
- オレガノ トマト系の料理に使う。香りが出ていい。(2001.10)
- 紅茶の葉 コーヒーが飲めないので紅茶が欠かせない。ちゃんと葉っぱで入れると味も良い。
- ニンニク 必須
- ショウガ 必須
- ボトル
2リットル
海外では2〜3リットルのボトルが重宝する。
今回は未使用。(2001.10)
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- ペットボトル。
普段はペットボトルが便利。においが付かないし、安くて丈夫
- 今回は1.5Lのペットボトルと500ccのペットボトルを組み合わせて使った。
しかしキャンプ場を使う限り1.5Lで十分だし、野宿だと計2.5Lでは洗い物まで考えるとちょっと余裕がない。
今後はペットボトル+100円ショップで買った5.5Lの蛇腹式ポリタンを使ってみる予定。使わないときはかさばらないし、壊れても100円なので惜しくない。(2001.10)
- 100円ショップの5.5Lの蛇腹式ポリタンは重宝していたが、野宿の頻度が高くなると水を携帯するのには不便なのとバルブが萎えてきたので捨ててしまった。現在は1.5リットルのペットボトル2本で野宿している。3リットルあれば量的に十分。問題は2本目のペットボトルをどこに積むかであるが、今はドイターのサイドバックポケットに入れている。バランスが悪くなりやすいのが欠点。(2001.12)
キャンプ生活